【4000分】オンライン英会話の活用法をまとめます

こんにちは!とうためです

今日はオンライン英会話の使い方についてお話しします。

 

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前半では総論として、決まったレッスン時間を有効活用するための方法

後半では各論として、DMM英会話を例にした具体的な教材選び

最後に、英会話に関する僕の私見を述べます。

 

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数日前に、受講時間が4000分を超えました。

日数にすると、160日(5か月)になります。

 

個人差があるとは思いますが、時間と対応する到達度は以下のような感じでした。

これから始める方は目安にしてみてください。

 
時間
出来ること
200分
テンプレの自己紹介がスムーズにできる
500分
相手の言っていることは大体わかる
得意な分野の話はある程度できる
1000分
会話や挨拶に使う定型表現が一通り使える
発音に気を使う余裕が出てくる
2000分
語彙がなくても、パラフレーズして言いたいことを伝えることが出来る。
海外に行ってもコミュニケーションに困らない
3000分
文法や時制のミスがなくなる
分詞構文や関係代名詞を使いこなせる
新しい概念や知らない単語を英語で質問し、英語で理解することが出来る
4000分
講師の知らない知識を英語で解説し、理解してもらうことが出来る
英語でプレゼンできる
なんでか、シラバス風になっちゃった笑

 

今は、思っていることや意見を英語で表現することはスムーズにできます。

それでも、例えば洋楽や洋画を字幕なしで見ると、理解できるのは6割くらいです。

まだまだ先は長いですね。

 

 

オンライン英会話の利点

まずは、なぜオンライン英会話なのか。

その特徴を理解することが、上手く活用していくための第一歩だと考えます。

 

オンライン英会話には、以下の利点があると思っています

  1. 場所を選ばない

  2. 時間を選ばない

  3. 毎日強制的に英語に触れ(させ)られる

 

場所を選ばない

バイトでもなんでもそうですが、「そこに行く」というのはそれだけで時間がかかりますし、なんだか気乗りしないものです

 

僕は朝起きてすぐ、自分の部屋でレッスンを受講しています。

PCを開くだけなので、何の手間もかかりません。

 

また、忙しいときは駅まで歩きながらスマホで受講したり、移動中の車内で受講したり、文字通り話せる場所なら「どこでも」受けることができます。

特に現在のようにCOVID-19が流行っている状況では講師と生徒の双方にとって、リモートで受けられるのは大きなメリットでしょう。

 

時間を選ばない

DMM英会話では24時間好きな時間に授業を受けることができます。

僕は実習のある間は夜に飲み会や勉強会が入ることが多いので、毎朝7時半~8時に受講するようにしています。

授業をスキップすると150円がドブに捨てられるので、何とか起きる理由になりますし、継続することが出来ます。

 

逆に、今は実習がなくずっと家にいるため、お昼ご飯後の眠くて勉強には集中できない時間帯にレッスンを受けています。

 

このように生活スタイルに合わせた受講が可能な点が良いところです。

深夜でも早朝でも受講することが出来ます。

 

毎日強制的に英語に触れ(させ)られる

語学は一日だけ10時間やるよりも、30分を20日間継続した方が上達します。

DMM英会話はその日にレッスンを受けなければ次の日に持ち越すことが出来ないので、どんなに忙しくても必ず一日一回25分間は英語を話す時間を取ることが出来ます。

 

習慣は固い意志だけでは続きません。

強制的に続ける仕組みを作るのが重要です。

 

総論:オンライン英会話の活用法

まずは、

次の3つの手順が重要だと考えています。

  1. レッスン前の予習
  2. レッスン中
  3. レッスン後の復習

 

レッスン前:ネタを用意

レッスンまでに、以下のことを行いましょう。

1.日本語のニュースや読んだ本の内容から、先生に聞いてもらい話題を一つ考える

2.それを英語でどのように言うかシミュレーションする(1-2分以内で話せると良い)

3.自分が使ったことのないフレーズを一つ以上辞書で調べておく

 

ある日の僕の例です。

www.nikkei.com

1.この記事を朝刊で読み、面白いなと思いました。

2.This morning I read a Japanese article about how fast false or fake news about the pandemic is spreading around the world. It even said that the fake news about the coronavirus is spreading 68 times more than SARS.

という文章を用意しました。

3.「誤った噂」「トイレットペーパー不足」という内容を英語でどう表現するか分からなかったため、

false rumor,toilet paper will be a short supply という二つのフレーズを調べ、準備しました。

 

このような感じです!

 

レッスン中:自分に負荷をかける

1.先生に先に自己紹介をしてもらう

新しい先生だと自己紹介がありますが、これを毎回決まりきった自己紹介にしている方はとてももったいないです。

以下の方法で自分に負荷をかけましょう

1.先生に先に自己紹介してもらう

2.内容に関する質問を一つする

3.先生の趣味やジャンルに合わせた自己紹介をする。

  例:料理が趣味の先生なら「普段は料理しないけれど、昨日は久しぶりに作りました。○○という料理で…」という感じです。

 

次に、

Before starting today's lesson, can i share you an interesting article that i read this morning?

などと言って先ほど準備した記事について紹介してみましょう。

 

レッスン後:5分の復習が25分の価値を変える!

終わった後にすることは2つだけです。

5分もかからないので、必ず行うようにしましょう。

 

1.レッスン中に初めて聞いた単語やフレーズをメモする。

→自分はAnkiというサービスで管理しています。

 

2.先生が文章を添削してくれた場合はそれを自分なりに再現してみる。

→Grammalyという、文法やスペルミスを自動添削してくれるサービスを使っています。

基本機能は無料です。

自分は海外の研究室とメールをしなければならないときなど、フォーマルな場面では必ずGrammalyでチェックするようにしています。

とても便利です!

 

 

 

各論:DMM英会話のおススメ教材と使い方

話すには4つの要素があります。

  1. 共感・あいづち

  2. 事実に関する説明

  3. 主張や意見に関する説明

  4. 質問

です。

1は初心者レベル、2,3は中級者レベル、4は全体を通して、主に学習していきます。

 

以下の内容を解説します。

自分のレベルを知る

初心者(~レベル5)におススメの教材

中級者(レベル6~)におススメの教材

 

自分のレベルを知ろう

まずは、自分のレベルを知りましょう。

この教材を選択し、対応した講師を予約します。

レベル判定をしてもらえます。

 

初心者におススメの教材

初級者におススメなのは

デイリーニュース DailyNews です。

使用者が一番多い教材であり、単語、音読、内容理解、ディスカッションという英会話の基礎体力と言える内容を満遍なく学習することが出来ます

自分の好きなトピックを選べるので、飽きが来ません。

対応レベルも幅広く用意されています。

先生も慣れているので、進行がスムーズです。

 

この教材を通して、「話す」4要素の1つ目である、定型表現を学ぶことが出来ます。

 

また、分からないことは必ず質問するようにしましょう

話を遮っても、先生は絶対に怒りません。大丈夫!

 

中級者におススメの教材

このフェーズでは、2, 3. 物事の説明能力と4. 質問力を高めることを主目標とします。

 

講師に相談し、また自分でも試してみて良いなと思ったのが、以下の二つです。

写真描写 Describing Pictures

テーマ別会話 Conversation Topics

写真描写

写真描写では、写真だけが与えられ、それを説明する練習を行います。

初めはすごく難しく感じます。

 

この練習を続けることで、頭で思っていることを相手に分かりやすく説明することができるようになります

 

テーマ別会話

ここには仮定の質問 Hypothetical Questionsや賛成と反対 Agree or Disagreeなどの教材が含まれています。

写真描写が事実に関する説明とすれば、こちらは、主張や意見に関する説明の練習といえます。

いずれも英会話に欠くことの出来ない要素です。

バランスよく練習していきましょう。

 

中級者のポイント

英語に限らず会話というのは言葉のキャッチボールです。

キャッチボールで一番多い形式は、

質問→答える

です。これを練習するのにうってつけの教材と言えます。

 

これらの教材では、デイリーニュースと違い音読などのルーチンワークがないため、レッスン時間をフルに英会話に費やすことが出来ます。

 

ぜひ、使ったことのないフレーズを練習し、また、講師のセリフに気の利いたものがあればパクッて次のレッスンで使ってみましょう

 

また、受動的に講師の質問を待たず、自分からどんどん質問、話題を振っていくことも重要です。

 

テーマ別英会話では、自分が答えた後、

So, do you have any idea about it?

のように一言聞けばよいだけなので簡単です。

 

このレベルであればインプットとアウトプットをレッスン内で完結させることも可能になります。

 


 

中級者以降の人へ。あるいは僕の英語に対する私見

英会話は、ある地点までは直線的な努力が物を言います。

語彙を増やす、イディオムを増やす、発音を磨く、リスニングを磨く……。

どれも明快な基準があり、方法論さえ正しければいずれたどり着けるゴールといえます。

 

しかし、ある程度まで上達したら、やり方を変える必要があります。

すなわち、単純に知識を増やすのではなく、知識の増やし方を学習する

よりメタ・レベルの学習をしなければならない。

どういうことか

 

 

この本に次のような話が出てきます。

 

飢えた人に魚を与えても、それを食べてしまえば終わりである。

しかし魚の釣り方という技術を教えれば、その人は一生食っていくことができる。

 

英会話も同じです。

知識の増やし方を学ばなければなりません

 

僕はかなりの時間を英会話に費やしましてきましたが、当然表現できないことは無限にあります

どんなに英語ペラペラの人だってそうだと思う。

 

英会話を勉強し始めたときは、英会話を練習し続けることで、いずれあらゆることを英語で表現できる、思っていました。

しかし、それはあり得ない。

意外でしょうか。

この事実は日本語のことを考えてもらえればすぐに理解できます。

 

例えば、僕は24年間日本語を学んできましたが、未だに膨大な量の未知の単語があります。

知っていても使えない単語まで広げれば、無限といえます。

 

しかし。

だからと言って、これら未知の単語を覚えるために僕らは国語辞典を暗記するでしょうか?

しないですよね。

普段のアウトプットの中で、分からないことを人に聞き、時にはググりながら身に着けていくわけです。

 

英会話にも同じことが言えます。

ある程度語彙が増えたら、知らない言葉を単語帳や辞書ではなく、English to Englishで解決していくことになります。

 

レッスン中、政治や経済の話、科学の話になると、先生も単語を知らなかったりします

そんな時、お互いに

「こういう概念って何て言うんだっけ?」

質問しあいながら、会話を進めていくことになります

 

このために必要なスキルは以下の2点に集約されます。

 

分からないことに出会った時、

  1. 自分は分からないとはっきりと言えること

  2. 分からないあやふやな概念を、より簡単な表現でなんとか説明すること

 

この2つが出来るようになれば、実質英会話は卒業だと思っています。

いきなり英語圏で仕事をしろと言われても、分からないことを自分で解決できるからです。

 

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僕は、英語は必須スキルから趣味なっていくと考えています。

せっかく学ぶのであれば、”ただ英語が話せる人” ではなく、英語を使って人を笑わせたり、英語を使って自分のスキルを活かし、人の役に立てる人。

究極的には、日本人だけでなく、外国人を幸せにできる人。

でありたいのです。

 

英会話は楽しいですが、自分の価値を最大化するための一つのツールに過ぎません。

 

あくまでコンテンツファーストなのです。

 

これが中級者以降の方へのメッセージ、あるいは自分自身への戒めです。

 

 

まとめ

オンライン英会話の使い方のポイント復習!

  • 事前に話す内容を一つ用意する!

  • 使ったことのない語彙を調べておき、レッスンで使ってみる!

  • 分からないことはその場で質問する!

  • 新しく知ったフレーズはメモって復習!

  • 説明能力を鍛えよ!

 

 英会話の全体的な戦略は以下の記事も参考にして下さい!

toutamed.hatenablog.com

 

 

以上です!
ではまた